RADとは

 

英国ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)は、豊かな表現力を持ったバレリーナ教育と、国際的な正しい指導のための知識や経験を持った教師育成を目的とし、バレエ教育の発展と質の高いバレエダンサーの基礎技術の維持のために、1920年に設立された伝統ある組織です。

 

1936年には国王ジョージ5世から皇室憲章を受賞され、現在、故メリー皇后よりエリザベス女王陛下がパトロンを受け継がれている名門アカデミーです。

これらアカデミーの教育及びメソッドは、日本・英国以外にも世界84ヶ国以上に及ぶ国々で指導されています。

 

RADでは「シラバス」と呼ばれる大変細やかな指導法と試験方式を導入しており、この教育方法は世界中で確かな評価を得ています。

また優秀な生徒を育むための、正しい指導力のある優秀な教師を養成する<教授過程>が設けられています。

  

RADにはいくつものレベルの試験がありますが、試験に生徒を受験させることができるのは、Registered Teacher Statusという認定登録資格を持っているRegistered Teacher(登録講師)のみ可能です。

 

 

 

佐々木ゆず香は、教授課程の最終のRegistered Teacherの免許を、様々な指導試験、理論試験や実習期間を経て、2006年に取得しております。

 

RADの実技試験においても、最上級レベルまで、全て最高評価のDistinctionで、英国、カナダなどで受験し合格。

20年近くRADメソッドの指導、研究をしております。

 近年改訂された新RADシラバスも、7学年分、カナダ国立バレエ学校でRADの試験官より習得してまいりました。

 

日本でRADの登録教師資格の認定を受けている教師は、現在約120名程です。

 

佐々木ロイヤルクラシックバレエでは、日本ではまだ指導されることの少ないこのRADメソッドを取り入れ、豊かでアカデミックなバレエ教育を行います。