バレエの先生によって、大切にされていることは違うと思います。
私は、子供たちには楽しみながらバレエを学んでもらいたいと思っております。
強要ではなく、自らやりたい学びたい、知りたい、踊りたいと思うことが、必ず上達に繋がると思います。
私の小学校の低学年くらいの頃は、バレエのレッスンの日が、待ち遠しくて待ち遠しくて…あと何日でバレエのレッスンの日だと数えていました。
それから週1回のレッスンが、2回、3回、4回・・・と増えていきました。中学時代からは、週に6回となっていました。
幼少の頃よりバレエを続けることで、バレエの技術以外にも沢山のことを学びました。
目標に向かって努力をすることの大切さ、忍耐力、集中力、協調性、自主性、健康管理など本当に多くのことが身に付きました。
何かを成し遂げる時、例え大きな困難があっても、強い志があれば必ず乗り越えていけるものだと思います。
そして毎日の様にレッスンを続け、バレエの大学に進学しました。
専門的に様々な角度からバレエを学び、その奥深さに魅了され、沢山の方に感動を届けられるそして美しい総合芸術であるバレエの道を志したいと一層強く思いました。
プロバレリーナとしては十数年間【東京シティバレエ団】で活動させていただきました。
プロの厳しさを感じながらも年間30ステージ以上の公演に出演し、地方公演やオペラなどにも出演させていただき、貴重な経験を積みました。
現在は、同バレエ団のバレエ学校の本校の教師を10年以上させていただいております。
生放送で放映される予定だった公演のリハーサル中に、大きな怪我をしました。
バッキっと身体の中から大きな音がして、ただ事でない事だけはわかりました。
予感は的中し、その後2回の手術を経て、公演復帰までに2年かかりました。
毎日6時間に及ぶ地道なリハビリの日々と裏腹に、活躍する同期を横目に悔しい想いも沢山しました。
この様にこの場でお話をすることすらなかなかできませんでしたが、その間に沢山のことを学び、バレエにおいて身体との繋がりの大切さや精神面の重要性をより一層感じました。
学生時代からの想いとそのリハビリの期間の志もあり、現役活動が落ち着いた頃、解剖学などの研究が最先端のカナダ国立バレエ学校の元プロダンサー指導者科に入学しました。
日本で、海外同様のより研究された優れた指導法で生徒を育てたいと思ったからです。
当教室では、英国やカナダで学んだ先進的な指導法より、日本人に合った指導法やエクササイズを取り入れてレッスンしております。
一生使う大切な体です。
身体を大切にしながら心身共に美しくしなやかなバレエダンサーになれるようサポートいたします。
子供達にはバレエを通して沢山の事を学んでほしい。
これから心も身体も大きく成長していく時期に、バレエを通じてひとりひとりの成長の手助けとなれますように。
また、コンクール出場や進学、プロを目指す生徒も指導していますので、ご相談下さい。
指導歴は25年以上、国内外での豊富な指導経験に基づき、一人一人に質の高いレッスンを提供いたします。
小さなお子様からお姉さんまで、正しく美しいクラシックバレエの技術学び、豊かな人間性を育んでいきましょう。
佐々木ゆず香